京都府 JA京都にのくに

管内で栽培されたお茶のおいしいいれ方を学ぶ

2020年6月号

濃さが均一になるように少しずつ注ぎます

 JA京都にのくには、管内在住の65歳までの女性を対象とした女性大学を毎年開催。文化、福祉、教育などのジャンルで、毎月1回講座を開いています。
 2月には管内で栽培された「丹の国茶」を使って、「おいしい日本茶の淹れ方講座」を開催したところ、11人が参加しました。JA管内では、綾部市、福知山市、舞鶴市までの由良川流域で、玉露や碾茶(抹茶の原料となる茶)などを生産しています。講師は、にのくに茶業青年団のメンバーが務め、受講生たちは「日本茶についての座学」「おいしい日本茶の淹れ方」「抹茶の点て方」を学びました。
 日本茶のいれ方では、管内で栽培された高級茶の玉露を使用し、特有の上品な甘さを最後の一滴まで味わいました。参加した受講生は、「初めて学ぶことが多く、とても勉強になりました。香りも味もよく、とてもおいしかった。学んだことを家でも実践してみます」と笑顔で話していました。
(塩田栞菜)