静岡県 JA富士市

高校生が考えたトウモロコシのお菓子が好評!

2020年6月号

収穫してお菓子を作って販売まで体験しました!

 JA富士市大渕支店では、富士市立高等学校ビジネス探究科3年生と協力して、特産品を使った新たな商品開発を進めています。高校生たちは1年を通して、富士商工会議所が認定する富士ブランドの「富士のらっかしょ」(ラッカセイ)と「富士山麓わくわくコーン」(トウモロコシ)の魅力を探究。生産者の畑で収穫体験したり、ブランド化や生産法などを学んだりと、試行錯誤しながら、20種類の企画商品を考案しました。
 その中から、地元企業の協力でトウモロコシの粒を生かした「コーン・マドレーヌ」、トウモロコシのクッキー「サブレ・メイス」、なめらかな舌ざわりと塩ゆでラッカセイの風味がほのかに感じられる洋風スープ「らっぽた」を商品化。2月におこなわれた地域の商店街のイベント、第5回吉原まるごとマルシェでは、高校生自らが各100食を限定で販売したところ、あっという間に売り切れるほどの人気ぶりでした。
(望月 綾)