栃木県 JAなす南
伝統の味「しもつかれ」を次世代につなげよう
JAなす南女性会は、2月に第8回「しもつかれ味くらべ」を開催。会員114人とJA関係者が参集し、会員が持ち寄った「しもつかれ」8種の食べ比べをおこないました。
このイベントは県の郷土料理のしもつかれを次世代に伝えようと、毎年実施しているもの。家庭ごとに材料や調理法が異なるため、味もさまざまです。甘さを増すためにニンジンを多めに入れた地区や、手軽さを考えてサケ缶を使って調理した地区など、創意工夫が凝らされていました。
参加した会員は何度もお代わりをしながら、味の違いを楽しんでいました。ほかにも、漬け物やコロッケ、デザートなど会員自慢の手料理がテーブルに並ぶのが、このイベントのだいご味です。お皿いっぱいの料理を楽しみながら、その作り方や隠し味などについて教え合って、会場は大盛り上がり。会員同士の交流が深まったイベントになりました。
(千葉美穂)