新潟県 JA新津さつき

田植えからはさ掛けまで昔ながらの米作り

2020年4月号

お米作りから農業への理解を深めてほしい!

 JA新津さつきは、新潟市有形民俗文化財である秋葉区の満願寺稲架木並木を会場に、「昔ながらのお米作り体験」を開催しています。
 これは、手植えによる田植えから、稲刈り、はさ掛け作業までの昔ながらの米作りを一般の人や子どもたちと共同でおこなう企画です。農業と農村の食と文化を学びながら、地域住民との交流を図ることを目的としています。
 JAの食農教育の柱となる活動で、昨年で12回めを迎えました。令和元年9月に実施した稲刈り・はさ掛けイベントでは、市民と新潟市長なども参加して、約250人で全長100mの稲架木並木を完成させました。  
 このイベントでは、地域の秋の風物詩となっている昔ながらの農村風景とたくさんの笑顔に出合うことができます。100mの道の両側を、はさ掛けが並ぶ様子は圧巻の眺めです。多くのカメラ愛好家の撮影スポットとしても親しまれています。
(坂井真彩)