鳥取県 JA鳥取いなば
口腔機能に配慮した簡単&おいしい介護食作り
JA鳥取いなば女性会鳥取支部は、昨年11月に介護食講習会を開催。会員とJA職員20人が参加して、旬の野菜や家庭にある食材を使った介護食を作りました。
かむ力やのみこむ力など、口腔機能が低下してきた人のために、やわらかく煮たりとろみをつけたりして調理を工夫した介護食について学びました。管理栄養士の福田幸子さんが講師を務め、「ごぼうポタージュ」や「大豆のおやき」「トマト寒天」など、味・食べやすさ・栄養面に配慮したメニューを実演して紹介。参加者からは「簡単でおいしいし、離乳食にも応用できそう」と喜びの声が上がりました。
「介護食は風味の強いゴボウやかつお節を使うことで味覚を刺激されます。調理のポイントは、食事を楽しんでもらう工夫をすること」と、福田さんは強調しました。
(西尾利樹)