佐賀県 JAさが
親子と女性部で地域ならではの郷土料理作り
JAさが須古支所女性部7人は10月、白石町立須古小学校5年生とその保護者21人と「食と農教育活動」をおこないました。これは伝統料理の継承と地場産農産品のよさを理解してもらうために毎年実施しているもの。
当日は例年の「須古寿司」作りに加え、初めて「だご汁」作りにも挑戦しました。須古寿司とは、もろぶたの上に酢飯を薄く敷き、ムツゴロウなどの具をのせたちらしずしのような郷土料理。この地域では祭りや祝い事にはつきものの料理です。参加者の中には須古寿司作りは初めてという子どももいて、楽しく調理しました。自分たちで調理した郷土料理を食べた子どもは、「家でも作って家族にも食べてほしい」と笑顔で語りました。
指導に当たった女性部部長の三根美智子さんは、「郷土料理を継承するよい機会でもあります。子どもたちも楽しんでくれたので、今後も続けていきます」と手ごたえを感じていました。
(白武美穂子)