三重県 JA伊勢

万が一に備えて学ぶ防災と救命措置

2020年2月号

人形を使い呼吸のための気道確保の練習をしました

 JA伊勢女性部鳥羽志摩地区の役員は昨年9月、JA鳥羽志摩地区本部で救命救護講習会と防災食作りをおこないました。東南海地震や台風などの自然災害が心配されるなか、防災意識を高めることが目的です。
 当日は志摩広域消防組合の職員から、救命措置や自動体外式除細動器(AED)の使用方法について説明を受け、実際に人形を使って練習。救命措置をおこなうときの注意点などを学びました。
 また昨今、地震や風水害など自然災害が多くなっています。そこで万が一に備える活動に取り組もうと、防災食作りにも挑戦。『家の光』2019年9月号などを参考に、缶詰を使って災害時でも簡単に調理できる料理を試作しました。
 参加した地区部長の野村ますみさんは「実際に講習を受けて、自信を持つことができました。いつかは起こるといわれている東南海地震などに備えて、災害のさいには冷静に行動したい」と話していました。
(西﨑未央)