神奈川県 JAかながわ西湘

風情ある東海道の宿場町を散策

2020年2月号

当時の趣があってすてきね

 JAかながわ西湘女性部は、健康管理活動の一つとして毎年「健康のつどい」を開催しています。10月29〜31日の3日間、160人の部員が参加して、静岡市の宿場町「由比宿」の散策や和菓子作りなどをとおして親睦を深めました。
 散策では地元のボランティアガイドの話に耳を傾けながら、昔の面影を残した「せがい造り」の建物が並ぶ街並みを満喫。由比川橋では、「ここからの眺めは浮世絵師の歌川広重の版画のモデルになった風景です」という説明を聴くと、部員らは江戸時代から変わらない富士山の姿に魅せられていました。
 また、伝統工芸を伝える駿府匠宿では和菓子の「練り切り」作りに挑戦。生地に黄色や桃色などの色をつけ、形を整えた後に三角べらで菊模様をつけ色鮮やかに仕上げました。
 参加した部員は「今でも東海道の面影が残る町並みはとても思い出深いものになりました」と話し、日ごろの疲れを癒やしたようです。
(澤地美佐)