埼玉県 JA埼玉みずほ

高校生が専用の田んぼで米作りを学ぶ

2020年2月号

お米作りのたいへんさがわかりました

 JA埼玉みずほ経済部は、9月に私立昌平高等学校で稲刈り体験をおこないました。参加した生徒は昌平高校サッカー部員と野球部員計30人。同高校教頭の藤島崇之さん、杉戸町町長の古谷松雄さん、宮城与四郎JA代表理事組合長も参加しました。
 開催場所は県内有数の稲作地帯にあり、高校とJAが地域活性化、地産地消、食農教育を目的に平成30年にオープンした昌平ファーム(約2ha)です。同年9月のオープニングセレモニーに合わせて、高校生が初めて稲刈りを体験。令和元年度は5月に田植えをおこない、自分たちで植えた稲の収穫となりました。生徒たちはJA職員から手鎌で刈り取る指導を受け、田んぼで汗を流しました。
 昌平ファームで収穫された米を寮で食べているサッカー部員は「いつも食べているお米のたいせつさや、なぜおいしいのかが理解できた。農家の人やJAの人に改めて感謝したい」と話しました。
(中田辰雄)