山形県 JAみちのく村山
小学生が育てたダイコンを道の駅で販売
尾花沢市立鶴子小学校の児童が、JAみちのく村山が指定管理者の道の駅尾花沢「花笠の里ねまる」でダイコンの販売をおこないました。売り場に並んだ500本の『夏つかさ』は、すべて児童が栽培し収穫したもの。これまで、毎年市内で開かれるイベントで販売していましたが、今回は台風の影響で、急きょ道の駅に会場が変更となりました。
売り場には手作りののぼりが立ち、販売前からできた行列に、試食用の漬け物やスティックダイコンが振る舞われました。ダイコンは次々と売れて、なかには段ボール箱いっぱいに買う人もいました。
鶴子小学校は令和2年3月で閉校となるため、17年間続いたこのダイコン販売も今回が最後です。この日のために、児童たちは呼び込みや釣り銭の計算などを懸命に練習してきました。
売り場では、「ダイコン1本80円!いかがですか」と元気に声を出し、いままでの練習の成果を発揮していました。
(曾我泰一郎)