大阪府 JA大阪泉州

マルシェは消費者との交流の場

2020年1月号

マルシェで販売する野菜はその日の朝に収穫したもの

 JA大阪泉州泉佐野北支店では、5月から毎月第2金曜日に「きたなかマルシェ」を開催しています。
 支店管内の20〜50代の若手専業農家7人が集い、生産したこだわりの野菜を販売しています。店頭には、水ナスやトウモロコシ、タマネギなど、とれたばかりの旬の新鮮野菜が数多く並び、開催日にはおおぜいの近隣の人が訪れます。
 マルシェを開催するようになったきっかけは、消費者の声を直接聞き、どういった商品が求められているのかを知りたいと思ったからです。ニーズを知り、求められている農産物を地域の人に届けることができれば、地域の理解と協力を得ることができ、そのことが、農地を守ることにもつながるはずです。
 マルシェ会場には、JA農産物直売所「こーたり〜な」の移動販売車も参加し、いっしょにイベントを盛り上げています。生産者たちは「マルシェの定着に向けてがんばりたい」と意欲に燃えています。
(阪上麻美)