神奈川県 JA県央愛川

機械化で農作業の省力化を推進

2020年1月号

農家の所得向上や経費削減にも貢献!

 JA県央愛川には農業機械化部会があり、水田の耕うん・代かき・田植えから収穫作業まで生産者に代わって農作業をおこなっています。これは管内の農家の高齢化を受けて、農家をサポートし、省力化をめざす取り組みです。
 春と秋の作業前に開催する「農作業安全講習会」では、講師として農業機械メーカーの担当者を迎え、農業機械の点検法や作業中の注意点などを学習。実際に田植機やコンバインに試乗し、安全に作業ができるよう講習をおこなっています。行政も農業機械導入による農作業の省力化に力を入れるなか、部会でも愛川町からの補助金を活用して、3条刈りコンバインを購入しました。
 真剣なまなざしで講習を受けていた部会員たちは、「この安全講習会で、機械操作や作業時の注意点などの再確認ができました。請け負っておこなう作業なので、身が引き締まります」と話しました。
(石野清美)