世界に誇る花巻のリンゴをもっと食べよう！

　JAいわて花巻果樹部会若手リンゴ生産者グループは、「THE RINGO STAR」という愛称で意欲的に活動を展開しています。メンバー自らが講師となって「出前授業」や「青空教室」などを開催。地産地消の一環として、生産者と消費者の交流の場を創出し、「食」と「農」にたいする理解と関心を高めてもらうこと、また、児童や生徒にリンゴを食べることの習慣化を図っています。
　平成30年度には、実際にメンバーが出演して、1年を通したリンゴ栽培の様子や、作り手の思いを収録した動画『りんご畑の1年』（小学校社会科副読本用）を制作して、花巻市内の全小学校19校に配付。出前授業のさいに上映し、子どもたちの理解につなげています。
　小原忍会長は「子どもたちのリンゴ消費量が少ないのは、わたしたち農家にとっても大きな課題です。花巻市には世界に誇れるリンゴがあるので、たくさん食べてほしい」と話しました。
（木村春香）