石川県 JA根上

簡単でおいしい! もしものときに備え防災食実習を実施

調理した経験はいざというときの心の備えになります

 JA根上女性部は昨年8月、『家の光』の別冊付録を活用し、能美市学習センターの調理室で防災食実習を開催しました。昨今の自然災害の多さから「もしも」に備えようというものです。当日は防災士の指導の下、水ようかん、オムレツ、サラダ、白ご飯、カレーライス、チキンライスの6メニューに挑戦。ご飯は10分ほど蒸らしました。蒸らす時間の合間には新聞紙のスリッパや、チラシで折った紙皿を教えてもらい、こちらも好評でした。
 料理は思っていたよりおいしく仕上がり、参加者全員が舌鼓を打ちました。防災士からは家庭でもたまに防災食メニューを取り入れたらどうかと提案があり、「洗う鍋も少なく、紙皿にラップを敷けばさらに洗い物も少なくなる」とのことでした。また、部員同士でもいろいろ意見を出し合い、交流を深めることができました。女性部では後日、市内の防災センターにも出向き、地震、風害、火事体験などをテーマに研修しています。
(村中一美)