三重県 JAみえきた

食と農、地産地消、SDGsを学ぶ農楽校を開催中

2024年1月号

鎌を使った初めての収穫体験に終始笑顔です

 JAみえきたが開催する「農楽校2023」には、小学生親子7組とJA関係者ら合わせて約30人が参加しています。農楽校は、管内の小学生親子を対象に、田植えや田んぼの生き物調査、稲刈りなどの農業体験を通じて食と農のたいせつさを理解してもらう食農教育イベントとして実施しており、地産地消やSDGsへの意識向上も促します。
 9月開催の体験では、春に田植えをした田んぼで稲刈りをおこない、鎌を使った作業に苦戦しながらも、みずから育てた米を収穫する喜びを味わいました。作業後は、JAふれあい福祉課職員の手作りおにぎりと豚汁を堪能。仲間との楽しい昼食に作業の疲れも吹き飛んだ様子でした。
 今年度が初開催の農楽校は、田植えや稲刈りなどさまざまな学びを通じて、農業や食への理解を深める貴重な場になっています。
(稲垣彰久)