青森県 JAつがる弘前
防災意識の向上を目的とした勉強会を初開催
JAつがる弘前女性部は、全国各地で多発している地震や豪雨災害を受け、役員と連絡員を対象に、防災意識の向上を目的とした「防災勉強会」を初めて開きました。2022年8月の豪雨災害では、リンゴ園地や自宅の浸水被害が管内で発生し、自宅からの避難を余儀なくされた部員もいました。
勉強会では、青森県防災士会の工藤廣道さんを講師に招いて、防災マップで避難場所を確認することのたいせつさや常備するべき防災グッズについて学び、保存食の試食や緊急時に役立つ新聞紙スリッパの作成、段ボールベッドの組み立ても体験しました。
参加した部員の大半は、自宅に保存食の備蓄や防災グッズの常備をしていませんでした。成田縫子部長は「東日本大震災の直後は保存食などを準備したが、その後は賞味期限のチェックなどをしなくなり、防災の意識が薄れていた。備えることのたいせつさを再認識できた」と話しました。
(松野春香)