愛媛県 JAうま

収穫から脱穀、選別作業まで体験した学校給食米収穫祭

黄金色の稲を鎌で1株1株ていねいに刈り取りました

 四国中央市地産地消推進委員会は8月、第19回四国中央市学校給食米収穫祭を開き、市内の小学校児童とその保護者ら計210人が参加しました。委員会は市やJAうま、農業関係者らで構成され、収穫祭は4年ぶりの開催です。
 則友祝幸さんの圃場を会場に、児童らは4月の田植え体験会で植えつけた早期米を鎌で収穫。さらに足踏み脱穀機での脱穀作業や唐箕による選別作業、縄ない機でのわら縄作りも体験。続いて米に関するクイズをおこない、正答数が多かった上位10人には委員会会長を務めるJAの合田久代表理事組合長から新米5キロが贈られました。閉会後は恒例のおにぎりパーティー。児童らは「おいしい。お代わり!」と笑顔でした。
 JA管内では47戸の農家が減化学肥料、減化学合成農薬による特別栽培米を生産。市内の全小中学校と一部の幼稚園の給食に提供するほか、地域ブランド米「うまそだち」として産直市のジャジャうま市やおいでや市で販売しています。
(石川優里)