山梨県 JAフルーツ山梨

一人一人鉢で育てて学ぶJAの「食農教室」

2023年10月号

児童らはていねいに鉢に土を入れました

 JAフルーツ山梨は、山梨県農畜産物販売強化対策協議会と連携。毎年、管内の小学生に「食べ物のたいせつさや野菜、果物を作る楽しさ」を伝えるために「食農教室」を実施しています。 
 今年の5月には、甲州市立塩山南小学校の2年生を対象に「1人1鉢教室」を開きました。JA営農指導部の久保田和成次長が講師となり、野菜苗の植えつけを実施。児童は、ミニトマト、ナス、ピーマン、オクラの中から育てたい野菜の苗を選んで鉢に定植していました。その後、代表の児童がキュウリ苗の植えつけ、カブの種まきもしました。児童は「おいしい野菜ができるように育てたい」と、笑顔でした。
 小学生時代はさまざまな体験から五感を働かせて、体全体で物事を認識していくだいじな時期です。JAの「食農教室」をとおして、野菜作りの苦労、育てる農産物への愛着、食べ物や農家への感謝などを小学生に伝えていきます。
(浅川あすか)