山形県 JAさがえ西村山
移動販売車「かってぐかあ~」で買い物難民を支援
JAさがえ西村山は、5月1日から同JA初となる移動販売車「採れたてマルシェ・かってぐかあ~」の運行を始めました。
西川町の西川購買店舗で販売してきた、食料品や生活用品の取り扱いを4月末で終了。代わりにJA共済の助成などを活用して、移動販売車を導入しました。過疎化や高齢化が進む地域であり、買い物が困難な人たちを支援していきます。
この移動販売車ですが、地元の野菜や果物をはじめ肉や総菜、弁当やパンなどの食料品のほか、トイレットペーパーなどの生活用品も取り扱っています。地域の実態やニーズを品ぞろえに生かしながら、1日当たり7万円以上の売り上げをめざしていきます。
当面は1台で毎日運行。西川町を中心に寒河江市や大江町、朝日町など計7ルートを巡回します。JAの安孫子常哉代表理事組合長は「地域の見守りを兼ね、組合員に親しまれる、待たれる移動販売車にしたい」と話しています。
(伊藤芳明)