長崎県 JAごとう

ツバキずしが縁で千葉県の女性部員と交流できました

2023年8月号

ツバキの花が鮮やかなツバキずしは女性部が考案しました

 JAごとう女性部は3月、ツバキずしの作り方を教えてほしいと来島した千葉県JA市原市女性部の小泉蜜子さんを迎え入れました。今年80歳の小泉さんは管理栄養士の資格を持ち、マラソンが趣味で全国の大会に出場しています。ツバキずしとは伊豆大島のマラソン大会で出合い、作り方をネット検索すると五島のツバキずしがヒットしたそうです。
 小泉さんから連絡を受けたJAは考案者である女性部三井楽支部を紹介。小泉さんはすぐに来島を計画したものの、新型コロナウイルスの流行で断念せざるをえなくなり、ようやく3年越しでの交流実現となりました。
 交流当日は、千葉県の郷土料理である太巻きずしの伝承活動をしている小泉さんと、ツバキずしを考案した部員らがおたがいのすしを教え合い、そのできばえと五島の名産を詰め込んだ御膳に感嘆の声を上げました。小泉さんは「次は五島の夕焼けマラソンに参加します」と笑顔で帰っていきました。
(山田美子)