三重県 JA伊勢
作業応援グループと職員が育て収穫したイチゴでケーキ作り
JA伊勢では3月、管内在住の親子らが特産品のイチゴ『かおり野』を使用したケーキ作りを楽しみました。イチゴは「JA伊勢ファンクラブみらい」が1月に立ち上げた「イチゴ作業応援グループ」のメンバーが収穫したもの。このファンクラブはJAと農業の応援を目的に男女、年齢を問わず参加できる組織で、作業応援グループはその農産物の生産や加工品の製造といった「農業を応援する活動」の一つとして、クラブ内の希望者で結成されています。
イチゴ栽培は昨年4月からJAくらしの活動推進課の職員で取り組みを始め、借り上げたハウス約2.7アールでかおり野を土耕栽培。苗作りやハウスの管理は職員がおこない、収穫期からは作業応援グループのメンバーと共に、収穫・出荷作業をおこないました。収穫したイチゴは管内にある直売所で販売したり、ケーキ作りのような活動に使用したりするほか、規格外品を活用した加工品などの製造も計画しています。
(山中梨央)