石川県 JAすずし

地域の食の祭典に感謝を込めて出店しました

80パックずつ用意した商品は開場からすぐに売り切れに

 郷土料理をテーマにした食の祭典「珠洲まるかじり」が2月、珠洲市で4年ぶりに開催されました。鍋料理や地域の味覚が味わえる飲食テントや物産の販売テントなどがずらりと並ぶ、地域の一大イベントです。
 出店にあたり、JAすずし女性部内では参加を見合わせようという声が相次ぎました。4年間のブランクに加え、コロナ禍により急きょイベントが中止になり、前日の準備もむだになって不安を抱えた当時を思い出したからでもあります。そんななか、最年長の部員が「せっかく声をかけてもらったのだから参加しよう。幸せな日常に戻ったことに感謝しながら」と、背中を押してくれました。
 当日、女性部が用意した赤飯とおはぎはあっという間に完売。7000人という来場数にも驚きながら、楽しい1日を過ごすことができました。
(清水三和子)