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女性部が伝統の味焼き肉のたれを高校生に伝授

伝統の味を探求する高校生と楽しく交流しました

 JA山口県周南女性部は昨年6月、周南市内にある県立熊毛北高等学校の「総合的な探求の時間」で生徒といっしょに焼き肉のたれ作りをおこないました。これは同校が取り組む地域の研究活動の一環で、農業・産業分野を担当する生徒らが地域の食文化を学ぶための授業です。
 熊毛地区の女性部員3人が講師を務め、女性部が受け継いできた焼き肉のたれの歴史や特徴、調理法などについて説明しながら、実際に地場産のニンニクや米みそを使って、スタミナたっぷりの焼き肉のたれを仕上げました。たれは1週間ほど熟成させれば完成です。
 生徒たちは「ニンニクの皮をむくのがたいへんだったけれど、おいしそう。ごはんにかけて食べてみたい」と待ちきれない様子。女性部高水支部の笠原峯子さんは、「焼き肉のみならず、万能たれとしてもいろいろ活用できます。若者の発想でアレンジし、地域に親しまれる味を受け継いでほしい」と期待しています。
(村岡功治)