島根県 JAしまね
自分で育てて打つととってもおいしい! 食育そば作りを開催
JAしまね斐川地区本部では食育活動の一環として、栽培からそば打ちまでを体験する「食育そば作り」を企画。会員8人が2.5アールの圃場で栽培に取り組みました。
昨年8月の盆明けに播種し、かれんな白い花がつき始める9月中旬に中耕と土寄せ作業をおこないました。心配した台風や大雨にも負けずすくすくと育ち、10月下旬には鎌で刈り取り。半月のあいだ、ハデに掛けて自然乾燥したあと、11月下旬に脱穀して約8キロのソバの実を収穫しました。
12月下旬になると、おまちかねのそば打ち体験です。そば粉400グラムに100グラムの中力粉を加えて、二八そばを打ちました。講師のお手本にならい、4人ずつ交替で悪戦苦闘しながらも和気あいあいと楽しく打ちました。「いつもは店でなにげなく食べているけど、自分で栽培してみて、生産者の苦労がわかった」「自分たちで作ったそばだから、よけいにおいしいね!」と感慨ひとしおでした。
(水 彰弘)