山形県 JA鶴岡
地域の食文化を次世代に伝える伝統料理講習会
JA鶴岡女性部は2月、鶴岡市の県立鶴岡中央高等学校で伝統料理講習会をおこないました。地域の郷土料理や伝統食などの食文化を次世代へ継承するために企画したもので、今回で6回めとなります。
女性部員13人が講師を務め、同校の総合学科家政科学系列食物系の2年生29人といっしょに、マイタケごはんや孟宗汁、真タラコと糸こんにゃくやニンジンを炒り煮にしたこづけ、ゴマ豆腐のあんかけの4品を調理しました。
まず講師が料理の作り方について説明したあと、各班に分かれて調理開始です。それぞれの班に女性部員が付き、生徒たちは食材の切り方や調理の流れ、ポイントなどを習いながら、和気あいあいと作業を進めていきました。
「地域に伝わる伝統料理に触れる機会がほとんどなかったので、学べてよかった」と満足そうな生徒たち。時間内に数品を作りあげる女性部員の手際のよさにも驚いていました。
(佐藤知佳)