徳島県 JA徳島市

自分で収穫したからいっそうおいしい! 小学校の餅つき大会

籾まきから田植え、収穫まで体験しました

 JA徳島市多家良支所青壮年部は昨年12月、徳島市宮井小学校で毎年恒例の餅つき大会を開催。9月に5年生が稲刈り体験学習で収穫したもち米約40キロを使い、全校児童88人で餅つきをおこないました。
 まず、青壮年部員が手本を見せます。威勢のよいかけ声と息の合ったきねさばきの迫力に見入っていた児童たちですが、いざ自分たちの番になると、きねの重さに苦労しながらも力いっぱい餅をつきました。つきあがった餅は、それぞれが好みできな粉やあんこ、しょうゆをつけて舌鼓。「自分たちで収穫したから、すごくおいしく感じる」と子どもたちは満面の笑み。ひとあし早いお正月気分を味わっていました。
 多家良支所青壮年部部長の高曽根督也さんは「地域のみなさんの協力を得て、籾まき、田植え、稲刈りの体験学習ができました。地域でこんなにおいしいものが作れることを、子どもたちに知ってもらいたい。今後もこの活動を続けていきたい」と意気込んでいます。
(岡島みずき)