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特産のビワを題材に出前授業とDVDで地域農業をアピール
JA香川県仁尾町支店は昨年6月、三豊市立曽保小学校で特産のビワを紹介する出前授業を実施。これはJAが支店協同活動として取り組む子育て世代への食農教育活動で、全校児童12人と保護者が参加しました。
授業では講師を務めるビワ生産者が、香川県の生産量が国内で上位にあることや、同地区特産のミカンの防風林としてビワ栽培が始まったことなどを説明。この授業を企画した同支店の多賀悟史支店長は「曽保地区のビワを通じて子育て世代や児童、教職員がふれあい、地域農業や特産物に興味を持つよい機会になった」と話しています。
さらに、当日撮影した授業風景を3分ほどの動画にまとめたDVDを制作し、授業に利用してもらえるよう同小学校に贈呈。地域のクリエイターに協力してもらい、ナレーションを入れるなどして、子どもにもわかりやすい内容にまとめました。野田和也校長は「このDVDを食育活動の教材として活用します」と喜んでくれました。
(小山祥美)