滋賀県 JAレーク伊吹
生米パンで米の消費拡大とアレルギー対策を!
コロナ禍で、JA助け合い組織の活動も、多くの制約を受けています。JAレーク伊吹の助け合い組織「にじの会」では、せめて持ち帰りできる食品を作ることはできないかと、新しい取り組みを模索してきました。
そうした活動の一つとして昨年10月、JAの多目的施設みのりハウスで「生米パン料理講習会」を開催。これは昨年7月、県内JAの食農教育担当者を対象とした「令和4年度 食農教育研修会」で実施され、大好評だったものです。『家の光』2020年11月号「生米パン」の記事活用で、講師はJA滋賀中央会にお願いしました。
参加者は「パン焼き経験ゼロのわたしでも作れました。こんどは、娘と家で作ってみたいな」などと話しています。
米の消費拡大とともに、麦・卵アレルギーの人でも食べられる食品作りを考える契機となりました。女性部活動や料理講習会を通じて「生米で作る」パンやスイーツの知識を発信していきます。
(中村晶子)