熊本県 JAくま
自然災害に備え「パッククッキング」にチャレンジ!
JAくま女性部下球磨地区(人吉支部・山江支部・球磨村支部)では昨年7月、2日に分けて防災食研修会を開き、約50人が参加しました。令和2年7月豪雨で下球磨地区の多くの部員が被災したことから、「危機感を持って生活ができるように」と、その翌年から防災に関する研修を開いています。
今年度は「災害時の食事」をテーマに、人吉市保健センターの米倉さやかさんを講師に招き、災害時の食事や食中毒の注意点などを中心に話を伺いました。講話の中では災害当時、避難所での食事についても臨場感あふれる説明がありました。
続いて実践編では米倉さんの指導を受けながら、水が不足する災害時に役立つ「パッククッキング」や「みそ玉」作りにみんなで挑戦しました。参加した部員からは「想像以上においしかった」「袋の活用法にびっくりした」などと、多くの感想が寄せられました。これからも万が一の災害に備え、防災に関する研修を継続していきます。
(吉村佳菜)