鳥取県 JA鳥取中央

役職員がおにぎりをみずから握って米の消費拡大

2023年2月号

好みの具を選んで自分の手で握っています

 JA鳥取中央の本所(倉吉市)は、新米のシーズンとなる10月から毎週水曜日を「おにぎりの日」に制定し、役職員が率先して米を食べる運動を推進しています。
 昼の休憩時になると、総務フロアのカウンターに県産ブランド米の『星空舞』20合が炊かれた炊飯器3台と、ふりかけや梅干し、明太子などの具がずらりと並びます。ごはんの匂いに誘われるように、役職員が順番に思い思いのおにぎりを握っていきます。ときには旬の食材を持ち寄り、秋ならではのキノコの炊きこみご飯やサツマイモご飯を炊くなど、それぞれ工夫を凝らして楽しんでいます。
 この運動を企画した総務部の中林順子部長は「このおにぎりの日の活動のおかげで、JA職員としてみずからお米を食べる意識付けができました。加えて、おにぎりを握るときには会話も弾みますし、職場内のコミュニケーションにも役立っています」と、笑顔で話してくれました。
(細谷里咲子)