山形県 JAてんどう
みんなで育てたベニバナの麺はいかがですか
JAてんどう女性部山口支部では2011年に「やまぐち紅花若菜会」を結成し、「紅花若菜入りめん」の製造・販売を続けています。19年には「最上紅花」が日本農業遺産に認定され、加工品づくりに携わる会員たちにも元気を与えてくれました。
材料となるベニバナは4月中旬に種をまき、若菜が育つのを待って、部員が手かごを片手に圃場に集まります。柔らかい若菜を摘みながら、いろいろな話をすることでみんなのきずなも強まります。
若菜を摘んだあと、天日干しと乾燥機を使用してパウダーにし、麺に練りこむと、きれいな若草色の紅花若菜入りめんの完成です。ベニバナには活性酸素を除去する抗酸化作用があり、とくに若葉には血の巡りをよくし体を温める作用があると言います。
商品は、道の駅「天童温泉」に隣接する産直店「サンピュア」やJAのふれあい営農センター、天童市物産センターなどで販売中。ぜひご賞味ください。
(松田篤子)