技術向上と活用法のアピールで産地振興！

　西日本最大のリンドウ産地である新見市。27戸が約4ヘクタールで栽培し、6〜11月にかけて岡山や広島、大阪の市場へ出荷しています。仏花として需要のある紫色だけでなく、ピンクや白などの花色も人気。産地では新見市花卉共進会を開いて生産技術向上を図るほか、JA新見花卉部会も魅力を伝えようと、規格外品の花弁から抽出した染料でシルクを染める「りんどう染め」の体験教室を開催するなど、産地振興に力を入れています。
（名越洋美）