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JA職員も協力 小学校の伝統行事茶摘み体験学習
まんのう町立琴南小学校では5月、校庭の垣根として植えられているお茶の木の茶摘み作業を児童54人が体験しました。
香川県におけるお茶栽培の歴史は古く、江戸時代までさかのぼります。この地域特有の農産物の作業体験をとおして、児童らに地域の農業や地産地消の取り組みについて関心をもってもらおうと、毎年実施している行事です。JA香川県琴南支店の職員も協力しています。
作業当日は、香川県農業試験場満濃試験地の職員から新芽の見分け方や摘み取り方などについて説明を受けたあと、児童らは約2キロの生葉を収穫。「新芽の見分け方を教えてもらったので、上手に摘み取れた」「下級生といっしょにたくさん摘んで楽しかった」と笑顔の子どもたち。
摘み取った生葉はJA協栄荒茶加工場で加工されたあと、小学校に提供されました。子どもたちは自分で摘み取った茶葉を堪能。おいしいお茶を味わうことができました。
(髙木茂禎)