鹿児島県 JA鹿児島きもつき

総合教育の一環で児童のビワジャム作りを女性部が指導

ビワジャムを児童も毎年楽しみにしています

 JA鹿児島きもつき女性部垂水支部と垂水市立松ヶ崎小学校は5月、総合教育の一環として「ふるさと垂水の時間」でビワジャム作りをおこないました。今年で11回めとなるこの行事には、児童や保護者、女性部員など関係者25人が参加しました。
 同小学校では3本のビワの木を育てており、全校児童9人で摘果や袋掛けなどの作業をすべておこなっています。児童らが収穫したビワと、地域のビワ農家が提供したものを合わせて約7kgを使用し、JA女性部垂水支部長の益田佳枝さんが考案したレシピで、児童らは女性部員の指導を受けながら調理しました。
 ジャム作りに初めて参加した児童は、「ビワのジャムを作るのも食べるのも初めて。パンにぬって食べるのがとても楽しみ」と元気よく話してくれました。後日、児童からお礼の手紙が届くと、「また来年も要望があれば、子どもたちのお手伝いをしたい」と、部員たちも楽しみにしていました。
(中野 茜)