大阪府 JA堺市
モニター制度で准組合員の声をJA運営に生かす
JA堺市では、准組合員を「農業や地域経済の発展を共に支えるパートナー」に位置付けています。そこで、対話運動を通じて准組合員の意見を聞き、JA運営に生かすため、令和元年度から准組合員モニター制度を導入しています。
5月には、令和4年度の第1回准組合員モニター懇談会を開催。JAの概要や仕組み、准組合員の役割のほか、堺市の農産物ブランド「堺のめぐみ」について紹介しました。また営農センターで、移動販売や親子農業体験などについて説明した後、購買店舗、肥料倉庫や農業活性化施設、育苗作業なども視察してもらいました。
参加したモニター18人からは、「水稲の育苗作業を初めて見て感動しました。子どもたちにも見せたい」「農作物のブランド化は堺の農業のPRにつながる」などの声が上がりました。次回は11月に、コマツナの収穫体験や農産物直売所「またきて菜」の施設見学を予定しています。
(北埜 幸)