三重県 JA多気郡
パッククッキングで自然災害に備える知恵を学ぶ
JA多気郡女性部は、仲間づくりと地域貢献を目的に、暮らしに役立つ学習会や、SDGsを意識した活動を展開しています。その一環として、奥伊勢営農センター川添で、災害のときに備え、炊き出しの方法を学ぶ「防災講習会」を開催しました。
講習会では女性部役員10人が、耐熱性のポリ袋を使った、非常食パッククッキングに挑戦。パッククッキングとは、耐熱性のポリ袋に食材と調味料を入れ、袋のまま湯煎するだけの調理法のこと。ガスや水道、電気などが使えなくても、鍋とカセットこんろ、ポリ袋があれば温かい料理を作れます。生活指導員3人が講師となり、ご飯を炊いたほか、カレーとカップケーキの計3品を作りました。その後、新聞紙で作る防災グッズとして、皿やコップなどの作り方も学びました。
参加した女性部役員は、「いつ、なにが起こるかわかりません。簡単に作れる防災食を知っていれば心強いし、とても勉強になりました」と話していました。
(前川香奈)