和歌山県 JA紀の里

モモの海外輸出で所得増大をめざす

2022年9月号

選果機も一新し台湾の厳しい防疫基準もクリアする機能を装備

 9月で稼動から満17年となるJA紀の里農産物流通センターでは、モモの輸出に対応した専用レーンを導入。関西国際空港から近い立地条件を生かし、高価格で取り引きされる台湾への輸出に力を注いでいます。
 専用レーンでは、一玉一玉チェックし、海外の検疫に対応できるうえ、レーン上で輸出梱包作業まで完結。JA紀の里の安全・安心でおいしいモモを世界へ届けることで、生産者の所得増大につなげたいと、輸出量の拡大が期待されています。
(倉本孝紀)