地域のおふくろの味女性部手作りの山菜おこわが大好評

　JA晴れの国岡山岡山東女性部瀬戸支部は昨年4月から毎月1回、JA瀬戸支店の店頭で山菜おこわを販売しています。
　この活動は加工場の利用率アップを目的に始めたものですが、評判が広がり、１年たった今では販売開始前から行列ができるほど人気になりました。
　女性部員たちは前日の仕込みや当日早朝からの作業に大忙しですが、300食が飛ぶように売れるのでうれしい悲鳴を上げています。部員同士が力を合わせて作業することで、コロナ禍での交流の場にもなっています。
　先輩から受け継いだレシピを基に調理し、盛りつけや包装にもこだわっています。とくに箸袋は一つ一つ折り紙で手作りし、季節に合わせたモチーフをデザインに取り入れています。購入者も楽しんでくれているようです。ときには岡山名物「ばらずし」を並べることもあり、地域のおふくろの味として定着してほしいと願っています。
（藤原栄子）