鹿児島県 JAいぶすき

繰り返し使えるミツロウラップはゴミ減量に役立つ

ミツロウ特有の保湿性と抗菌性が食品の鮮度を保ってくれます

 JAいぶすき女性部フレッシュミズは4月、指宿市のJA開聞中央支所で、「ミツロウラップ」作りに挑戦しました。ミツロウラップは、ミツバチの巣から採れたミツロウと布を加工して作るラップ。洗って繰り返し使うことができるスグレモノです。プラスチックゴミを少しでも減らすための試みで、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」と15「陸の豊かさも守ろう」に通じます。
 参加した部員3人は、生活指導員に教わりながらカラフルなラップを完成させたあと、海洋ゴミの問題についても説明を受け、海の生物からプラスチックゴミが回収されている現状に加えて、マイ箸やエコバッグなど、家庭で取り組める活動や、昨年実施された女性部ゴミ拾い活動の話も聞きました。
 JA総合サポート室の向吉真美さんは「SDGsの概念が社会に浸透し、女性部活動も注目されています。初めての人も気軽に参加でき、共に学び、楽しめる活動を展開していきたい」と話しました。
(横山翔大)